2024/06/06
【レシピ紹介】玄米に合うおかず!『ごろっと野菜のカラフルキーマカレー』
玄米をもっと美味しく食べることが出来る、玄米に合うおかずのレシピをご紹介します。
今回は『ごろっと野菜のカラフルキーマカレー』です。
玄米には栄養素がたくさん含まれていますが、それでも足りない栄養素もあります。
ごろっと野菜のカラフルキーマカレーでは、玄米だけでは足りない栄養素を補うことが出来るレシピです。
なかなかたくさんの野菜を一度に食べるのは難しいですが、カレーに入れると大人も子供も一気に食べやすくなります。
カレー粉をメインで使用するのでピリッとした辛さが身体を温めてくれ、夏でも冬でも楽しめるメニューです。
辛さが苦手な方は、食べる時にはちみつをかけたり、卵を割ったりすると辛さが軽減され、旨みも増すのでおすすめです!
○栄養価
『ごろっと野菜のカラフルキーマカレー』では玄米だけでは足りない栄養素を摂ることができます。
- ・『たんぱく質』…ミンチ 三大栄養素のひとつで身体を構成するのに重要
- ・『ビタミンA』…なす、ピーマン、パプリカ 目や皮膚の健康を保ち、免疫力をあげる役割をもつ
- ・『ビタミンD』…ミンチ カルシウムの吸収を手伝い、骨の健康維持に重要
- ・『ビタミンK』…なす、ピーマン、パプリカ 骨を健康に保つ役割をもつ
- ・『ビタミンB12』…ミンチ 様々な代謝に関わりサポートする働きをもち、赤血球の形成を助ける
- ・『ビタミンC』…玉ねぎ、ピーマン、パプリカ 美容にも役立ち、身体の免疫機能にも重要な働きをする
今回は野菜を油で炒めたレシピなので、玄米と一緒に食べることで、玄米に含まれるビタミンEの吸収率が上がります。また、ビタミンCがビタミンEの抗酸化作用を守ってくれるので、身体の中の脂質の酸化を防いでくれます。
そして、パプリカとピーマンをたくさん使いますが、パプリカとピーマンには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを多く含みます。
特にビタミンAとビタミンCは玄米に含まれていない栄養価です。
油で炒めたり、お肉と一緒に摂ったりすることで、より吸収を早めてくれるので、カレーに相性もバッチリです。
〇栄養成分表
(1食分 玄米は含まれません、ルーのみの栄養価)
エネルギー | 261kcal |
たんぱく質 | 13.1g |
脂質 | 15.8g |
炭水化物 | 13.5g |
食物繊維 | 4.4g |
塩分相当量 | 1.4g |
ビタミンA | 67mg |
ビタミンD | 0.1mg |
ビタミンK | 25μg |
ビタミンB1 | 0.39mg |
ビタミンB2 | 0.22mg |
ビタミンC | 61mg |
○材料(5食分)
・合い挽きミンチ 350g
・玉ねぎ 200g
・なす 200g
・ピーマン 70g
・赤パプリカ60g
・黄パプリカ 60g
・トマトカット缶 400g
・S&Bカレー粉 大さじ3~4
・コンソメ 固形2個 (顆粒は大さじ1)
・おろししょうが 5g
・おろしにんにく5g
・塩 小さじ2
・油 大さじ1
① 玉ねぎは大きめのみじん切り、なすは1~1.5cm角に切る、ピーマン、パプリカはそれぞれ1cm角に切る
② 深めのフライパンか鍋に油を熱し、弱火でおろしにんにくとおろししょうがを入れて軽く炒め、香りが出たら玉ねぎを入れ、しんなりして色が少し変わるまで炒める
③ ②にミンチを入れ、ミンチにしっかり火が通るまで炒める
④ ③のミンチに火が通ったら、カレー粉を入れて、粉っぽさがなくなるまでよく炒める
⑤ ④に、トマトカット缶、コンソメを入れて、コンソメが溶けるように混ぜ、フツフツと沸騰するまで煮る
⑥ ⑤になす、ピーマン、パプリカを入れ、塩で味を整えながら、よくかき混ぜて、煮ていく、水分がなくなるまでしっかりと煮ながら炒める
(味が薄いと感じた場合はケチャップや塩で調整する)
⑦ 全体に火が通り、味が整ったら、完成 できあがり!
生卵を割ったり、ゆで玉子を飾ったりしてもよりおいしく召し上がれます!
いかがでしたでしょうか?
カラフルな色合いで見ても楽しめる『ごろっと野菜のカラフルキーマカレー』ぜひ玄米と一緒にお召し上がりください。
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管理栄養士
上垣 綾 UEGAKI RYO管理栄養士、栄養教諭、フードコーディネーター等の資格を取得し、今まで、保育園・企業・福祉施設など乳幼児から高齢者まで幅広い方々の献立作成や、メニュー開発、栄養指導など行なってきました。
健康や生活に役立つ玄米についてのコラムや、玄米を美味しく楽しく食事に取り入れて頂けるようなレシピの紹介など、お伝えしていきたいと思います!