2023/11/24
【レシピ紹介】残った玄米でアレンジレシピ『玄米のお好み焼き』カリカリもっちり
今回ご紹介するのは
小麦粉を使わない!残りご飯で手軽に簡単!「カリカリもっちり玄米のお好み焼き」です。
玄米のお好み焼きは、小麦粉を使わずに玄米を使用することで、腹持ちがよくなり、通常のお好み焼きよりもぐっと栄養素が上がります。
また、小麦粉を使用しないので、小麦粉アレルギーをお持ちの方や、グルテンフリーの食事を取り入れておられる方も食べることができるお好み焼きです。
ごはんでお好み焼き?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、玄米で作ることによって、表面におこげができてカリカリの食感がおいしく、中はもっちりとしたお好み焼きができます。
食べてみると意外と玄米やお米を感じないお好み焼きになるので、一度試してみてください!
また、今回は通常の玄米のお好み焼きを紹介しますが、色々な具材を入れることで様々なアレンジができ、飽きのこないメニューの1つです!
残りご飯で作ることができるので、とってもお手軽です。
〇栄養価
キャベツには食物繊維がとても多く、他にもビタミンCやビタミンK、葉酸やカリウムなどが多く含まれています。
ビタミンCは100g当たり41mg含まれており、大人の1日に必要と言われるビタミンCの量の約4割を摂ることができるほど多く含まれています。
また、キャベツにはキャベジンといった、キャベツから見つかった別名ビタミンUという成分が含まれています。
キャベジンというと胃腸薬を思いつく方もおられると思いますが、まさにキャベジン(ビタミンU)には、胃液の分泌を抑えてくれたり、胃腸の粘膜の保護や修復をしてくれたりする働きがあります。
胃が疲れた時には、キャベツを食べることが昔から天然の治療として使われていたとも言われています。
卵は良質なタンパク質を含んでおり、他にも必要な栄養素をバランスよく含んでおり、完全栄養食とも言われています。
卵といえば豊富なタンパク質のイメージですが、それ以外にも、ビタミン・ミネラル・脂質が含まれています。
卵には白玉と赤玉がありますが、これは鶏の種類による色の違いで、栄養成分は変わらないと言われています。
昔は、卵は1日1個までと言われていましたが、日々の研究によって、身体に合わせて1個以上食べても問題がないと言われています。
現在では1日1個食べることで、脳卒中や心疾患のリスクが低減するとの研究もあります。
食べすぎはもちろんダメですが、ご自身の身体に合わせて1~2個あたりを目安にしてバランスよく摂取するととても良い食材です。
〇栄養成分表(1枚分)
エネルギー | 685kcal |
たんぱく質 | 20.6g |
脂質 | 35.7g |
炭水化物 | 66.8g |
食物繊維 | 5.1g |
塩分相当量 | 2.4g |
ビタミンB1 | 0.67mg |
ビタミンB2 | 0.39mg |
ビタミンB12 | 1.8μg |
ビタミンC | 143mg |
ビタミンK | 99μg |
葉酸 | 134μg |
〇材料(2枚分)
玄米ご飯 300g
豚バラ 100g
たまご 2個
キャベツ 200g
紅しょうが 15g
天かす(揚げ玉) 15g
粉末和風だし 小さじ1と1/2
・お好みで
ソース
マヨネーズ
青のり
鰹節
① 豚バラは食べやすいサイズに切っておく
キャベツは粗めの千切りにする② 玄米ご飯に卵を割入れ、よくかき混ぜる
③ ②がしっかり混ざったら、キャベツを入れて混ぜる
更に、紅しょうが・天かす・和風だしを入れてまんべんなく混ざるようにふんわりと混ぜる④ フライパンに油を熱し、③の半分の量を入れて丸く形を整える
この時にあまり平たくせず、バラバラにならないように集めておくその上に、豚肉を乗せる
⑤ ④の底に焼き目がついたらひっくり返す
最初は崩れやすい場合があるので注意⑥ ⑤の底面に焼き目がついたらもう一度ひっくり返してお皿に移す
⑦ ソースやマヨネーズ、青のり、かつおぶしなどで味付けをしたら完成
DELIFUL LIFEでは、安心安全の「有機JAS認証米」の有機玄米を販売しています。
PROFILE
管理栄養士
上垣 綾 UEGAKI RYO管理栄養士、栄養教諭、フードコーディネーター等の資格を取得し、今まで、保育園・企業・福祉施設など乳幼児から高齢者まで幅広い方々の献立作成や、メニュー開発、栄養指導など行なってきました。
健康や生活に役立つ玄米についてのコラムや、玄米を美味しく楽しく食事に取り入れて頂けるようなレシピの紹介など、お伝えしていきたいと思います!