玄米のおすすめの保存方法をご紹介!
生の玄米はどうやって保管するのがいい?
保存のポイントや虫の対策をご紹介!

玄米を購入したのはいいけれど、炊くまでの間、皆さんはどのように保管されていますか?
お米の保管失敗あるあるとして、虫が出てきてしまったり、玄米がなんだか匂う気がしたり、と保存方法に悩むこともありますよね。
身体によい玄米を上手に保存して、炊飯し、美味しく食事に取り入れていきたいですよね。
今回は、玄米の上手な保存のコツと、虫対策・虫が出てきてしまったときの対応をご紹介します。
〇玄米の保存のポイント!
①玄米はなるべく早く使い切る!
玄米を購入してお家に持って帰ってきたり届いたりしたら、なるべく早く使い、食べ切るようにしましょう。玄米を含むお米全般、基本的にはお野菜などと同じ生ものです。
お米の袋には精米日などは書いていても、消費期限や賞味期限が書かれていませんよね。
そして一見すると乾燥していて長持ちするように感じますが、お野菜に賞味期限がないのと同じで、玄米などのお米も日に日に鮮度が落ちて、美味しさも落ちてきてしまいます。
美味しさの目安は、季節にもよりますが、1ヶ月~2ヶ月ほど。
暑い夏は特に早く消費するようにしてください。
長く置いておくと、美味しさだけでなく、美味しさ後述する虫やカビの原因を作ってしまうことにもなります。
日持ちがするような気がして、ついつい多く買ってしまうこともあるかもしれませんが、買いだめは控えて、新鮮で美味しい間に食べ切れる量を購入しましょう。
家庭で食べきれる分だけの定期便なども使い切りの目安としても便利ですよ。
②高温多湿は避けて涼しいところで保管!
玄米の保管場所は、涼しくて湿気の少ないところが適しています。おすすめの保管場所は冷蔵庫です。
特に、野菜室がベストです。
野菜室は温度が低すぎず、乾燥しすぎず、玄米にとても適しています。
冷凍庫は、乾燥しすぎて玄米が割れたり味が落ちてしまったりするのでNGです。
また、普段、キッチンで玄米を保管されている方もおられると思いますが、リビングが近いお家や繋がっているお家で、キッチンに常温で保管しておくと、夏や冬は人がいる間はエアコンがかかっていて、暖かくなったり涼しくなったりします。
そして人がいない場合は暑くなったり、雨の日は湿度が上がったりと、室内の温度や湿度の変動が激しくなるので適しているとはいえません。
他にも、玄関での保管も、梅雨の季節や、結露が付きやすい時期は季節によっては湿気が多くなるので、避けるようにしましょう。
そして玄米を量る際には濡れた手や器具を使わないようにも注意をしてください。
使わない玄米にも水分が付着してしまうとカビの原因にもなってしまいますので、乾いたものを使用しましょう。
③専用の容器に密閉して保管する!
玄米は、お米専用の密閉できる容器に入れて、保管しましょう。お米の袋のまま、封をしてそのまま保管しておく…これも保管方法としては好ましくありません。
米袋にはたいてい未開封品でも空気穴が開いています。
この米袋の空気穴は家庭に届くまでの輸送や保管などに必要な穴ですが、お家での保管には向いていません。
この空気穴の隙間から湿気てしまったり、虫が侵入してしまったり、米袋や室内の匂いなどが玄米に移ってしまったりもします。
また、玄米には白米と違って、ぬかや胚芽はそのまま残ったお米です。
このぬかの層には脂質も含まれています。
この脂質が酸化しやすく、少しずつ酸化すると、なんだか匂うなと感じる方もいます。
酸化させない、劣化させないためには、やはり空気にあまり触れさせないということが鮮度を保つポイントの一つです。
最近では真空パックになっている袋や、保存袋も売られていますが、こちらもしっかりと真空になっていないと保存効果が減ってしまいますし、真空パックだからといっても、長期で保管するのは控えたり、保管場所や玄米の状態には気をつけたりしておきましょう。
様々な対策の為に、玄米は、お米専用の密閉できる容器に移すようにし、劣化させないように保管しましょう。
〇虫がわいてしまった!玄米はどうすればいい?
うっかり長期間置いてしまっていた…暖かいところで保存していた…そんな玄米を見てみると、黒くて小さい虫や白い小さな幼虫が玄米や保存容器などに付いていることがあります。
黒い小さな虫は「コクゾウムシ」
白っぽい幼虫は「ノシメマダラメイガ」です。
この2つの虫はお米によくつく代表格の虫で、外から侵入して増えてしまう場合もありますが、コクゾウムシは買ってきたお米に最初から卵が付いている場合もあります。
先述でしっかり密閉型の容器に入れて保管していても、虫が動きやすい温度と期間があれば、卵が羽化して、中で増えてしまうことも少なくありません。
ですので、虫対策のためにも、食べ切れる量を購入して、虫が好む暖かい温度を避けて、早めに使い切ってしまうことがおすすめなんです。
では、虫が出てきてしまった玄米はどうすればいいのでしょうか?
見た目があまりよくないので、捨ててしまう方もおられるかもしれません。
お米につく虫には毒がありませんので、取り除くことができれば、食べても大丈夫です。
コクゾウムシは、体が黒く、日に当たると逃げていく性質があるので、日当たりのいい場所で清潔な白い紙の上に玄米を広げ、干しておいたり、ピンセットなどで取り除いたりする方法があります。
また、お米よりも小さいので、ザルに少量ずついれて、ふるいをかけるようにして何度も繰り返せば、下に落ちて取り除いていくこともできます。
その他に、玄米をしばらく水につけておくと、虫が浮いてくるので、取り除いて水を捨てます。
虫が出てこなくなるまで何度か繰り返すことでも虫を取り除くことができます。
その際に一緒に浮いてくる玄米は、虫に食べられて中が空洞になっている玄米ですので、一緒に取り除いておきましょう。
虫が取り除ければ、そのままいつも通り炊飯して大丈夫です。
お米につく虫は、万が一食べてしまったとしても身体に害が出ることはありませんが、人によってはアレルギーを起こしてしまう場合もあります。
アレルギーが心配な方や、お子様が食べる場合は避けた方がよいでしょう。
また、あまりにもたくさん虫が出てきている場合は、処分することも検討してください。
乾燥唐辛子を米びつに入れておくとよいといわれていたり、最近ではお米用の防虫剤も色々売っていたりしていますよね。
それらを入れていても虫が発生する、ということがあります。
唐辛子や防虫剤は、虫を寄せつけない、という効果はありますが、すでにお米に付いている虫を殺虫する効果はありません。
外からやってくる虫の対策として入れておくのはいいのですが、すでにいる虫には効果がない場合がほとんどですので、発生は抑えられません。
ですので、お家で玄米を保管する場合には、すでに付いている卵が羽化しないように、増殖しないように、保管することが大切です。

身体のためを考えて生活に取り入れたい栄養価の高い玄米
せっかくですから、安全で衛生的に美味しく食べたいですよね。
玄米を買ってきた・届いた日から、保存のポイントをおさえて上手に保管して、美味しく健康的に召し上がってくださいね。
PROFILE
管理栄養士
上垣 綾 UEGAKI RYO管理栄養士、栄養教諭、フードコーディネーター等の資格を取得し、今まで、保育園・企業・福祉施設など乳幼児から高齢者まで幅広い方々の献立作成や、メニュー開発、栄養指導など行なってきました。
健康や生活に役立つ玄米についてのコラムや、玄米を美味しく楽しく食事に取り入れて頂けるようなレシピの紹介など、お伝えしていきたいと思います!
DELIFUL LIFEでは、安心安全の「有機JAS認証米」の有機玄米を販売しています。

玄米生活のすすめ
