2023/08/24
【レシピ紹介】火を使わない!簡単玄米おにぎり『ちりめんじゃことたくあんの玄米おにぎり』
玄米おにぎりシリーズ
今回は「ちりめんじゃことたくあんの玄米おにぎり」です。
ご紹介する玄米おにぎりは、火を使わずに具材を混ぜるだけの、簡単に、時短でできて、より手軽に栄養素が摂れるメニューです。
忙しい方や、玄米を食べる習慣を作りたい方、玄米のアレンジのレパートリーを増やしたい方におすすめです。
玄米が少し苦手だなという方にも、具材を混ぜる玄米おにぎりにすることで、とっても食べやすくなります。
玄米おにぎりにすることで、お出かけに持って出たり、お家でお子さんにも食べて頂けます。
○栄養価
今回ご紹介する「ちりめんじゃことたくあんの玄米おにぎり」は、お家で保存がしやすい、ちりめんじゃこや、かつお節、たくあんなどを使って、食感も楽しいおにぎりです。ちりめんじゃこは、イワシの稚魚で、頭からしっぽまで丸ごと食べることができて、たんぱく質が豊富です。
また、カルシウムもとても多く、骨粗鬆症の予防や、子供には骨の成長に必要な栄養素です。
そのカルシウムを吸収するサポートの役割を持つビタミンDも多く含まれているので、骨の健康にとても役立つ食材です。
またカロリーも低いので嬉しい食材でもありますね。
ちりめんじゃこが固いなと思う場合は、しらすなどで代用するか、ちりめんじゃこをお湯で少し戻すと食べやすくなります。
たくあんは、お漬物なので塩分が高くあまり身体に良くないイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、食べる量や食べ方に気をつければ、悪い食品ではありません。
たくあんは発酵食品の1つなので、乳酸菌が豊富です。
また、たくあんには柑橘類に負けないほどのビタミンCを持ち、食物繊維も豊富です。
もちろん塩分も高いので摂りすぎはダメですが、食感もよいので、しっかり噛むことで旨みが出て、満腹感も得やすい食品です。
三つ葉は、香りがよい食材で、日本のハーブの1つです。食欲を落ち着かせたり、気持ちをリラックスさせたりする効果があると言われています。
三つ葉にはビタミン、ミネラルなども豊富なので、栄養素も良く、気持ちや身体に優しい食材です。
〇栄養成分表(おにぎり2個分)
エネルギー | 334kcal |
たんぱく質 | 17.1g |
脂質 | 2.5g |
炭水化物 | 57.3g |
食物繊維 | 3.2g |
塩分相当量 | 1.6g |
カリウム | 572mg |
カルシウム | 467mg |
ビタミンD | 3.7mg |
ビタミンC | 3.0mg |
ビタミンB6 | 0.45mg |
ビタミン12 | 8.6μg |
○材料(おにぎり4個分)
玄米 1合 (普通の水分量、もしくは少し減らした水分量で炊く)
ちりめんじゃこ 30~40g
たくあん 40g
三つ葉 15g
かつお節 4g
しょうゆ 3g
① たくあんは3~4mm角にサイコロ状に切る
三つ葉は茎をよく洗い、みじん切りにするちりめんじゃこはそのままでも使用できるが、柔らかくしたい場合は、お湯に5分ほど漬けておく
② 大きめのボウルに、温かい玄米ごはんと、①のたくあんと三つ葉、ちりめんじゃこ、かつお節をいれる
③ 醤油を入れて、まんべんなく具材などか行き渡るまでしっかり混ぜる
④ 4等分して、ラップなどでしっかりと握って、形を整えたら完成
(玄米おにぎりは崩れやすいので、しっかりと握ってください)DELIFUL LIFEでは、安心安全の「有機JAS認証米」の有機玄米を販売しています。
PROFILE
管理栄養士
上垣 綾 UEGAKI RYO管理栄養士、栄養教諭、フードコーディネーター等の資格を取得し、今まで、保育園・企業・福祉施設など乳幼児から高齢者まで幅広い方々の献立作成や、メニュー開発、栄養指導など行なってきました。
健康や生活に役立つ玄米についてのコラムや、玄米を美味しく楽しく食事に取り入れて頂けるようなレシピの紹介など、お伝えしていきたいと思います!