2025/03/31
【レシピ紹介】カリッ!もちもち! 簡単に作れる玄米チヂミ

今回ご紹介するのは、玄米で作る「玄米チヂミ」をご紹介します。
シンプルでスタンダードなニラチヂミです。
通常のチヂミは小麦粉をベースに具材を加えて作りますが、玄米チヂミは、小麦粉を使わずに玄米を使用し、グルテンフリーのメニューとして作ることが出来ます。
小麦粉アレルギーや、グルテンフリーでの食事をされる方にも食べてもらえるメニューです。
また、小麦粉と違い、玄米で作ることで、腹持ちがよく、栄養価も高いメニューになるので、おかずとしての一品だけでなく、入れる具材によってはメインをはれるメニューにもなります。
小麦粉では焼き加減や濃度が難しいですが、玄米チヂミは簡単に、表面におこげを作りカリッとした食感と、中はもっちりとしたチヂミを作ることができます。
色々な具材を入れることでアレンジがとってもきくので、飽きのこないメニューの1つで、残りご飯で作ることができるので、とってもお手軽で、調理時間も短い、いつでも簡単メニューです。
今回はスタンダードなチヂミのニラチヂミのご紹介ですが、キムチとチーズ、海鮮、お肉など、お好みの具材を入れることで簡単に味の変化を楽しむことができ、一度に複数の種類も作ることができますよ。
玄米で作るからこそのカリカリ食感をお楽しみください!
栄養成分表(1枚分)
エネルギー | 340kcal |
たんぱく質 | 9.6g |
脂質 | 8.5g |
炭水化物 | 40.2g |
食物繊維 | 1.2g |
塩分相当量 | 0.3g |
ビタミンA | 164μg |
ビタミンD | 1.1μg |
ビタミンK | 22μg |
ビタミンB1 | 0.38mg |
ビタミンB2 | 0.17mg |
ビタミンB6 | 0.22mg |
栄養価
今回のメニューは、小麦粉ではないので、玄米のつなぎに卵、水分として水ではなく豆腐を使用します。摂れる栄養素も増えます。
豆腐は畑の肉ともいわれる、大豆から出来ており、植物性タンパク質を豊富に含んでいます。
この大豆からのタンパク質は、良質なタンパク質で身体の組織を作る重要な栄養素です。
また、カルシウムも多く含まれており、そのカルシウムを骨に沈着を促す役割をもつビタミンKも含まれています。
チヂミといえば具材に、まずニラが思い浮かぶかと思います。
ニラは疲労回復の野菜で、ビタミンミネラル、食物繊維が豊富で、さらに、アリシンという成分が含まれます。
ニラは切ると特有の匂いや風味がしますが、これがアリシンによるものです。
にんにくや、らっきょなどにも含まれています。
アリシンはビタミンB1のエネルギー代謝の働きをサポートしてくれ、疲労回復やスタミナ、エネルギーをつけるのに役立ってくれます。
玄米にはビタミンB1が多く含まれるので、アリシンを含むニラと一緒に食べる組み合わせはばっちりです。
材料(4枚分)
玄米ご飯 300g
たまご 2個
絹ごし豆腐 100g
玉ねぎ 100g
人参 45g
ニラ 30g
顆粒鶏ガラだし 小さじ2
醤油 小さじ1
チヂミのタレ
醤油 大さじ1
酢 大さじ1
ごま油 少々
白ごま お好みで

① 玉ねぎは薄めにスライス。ニラは4~5cmほどに切る。人参はニラの長さに合わせて細切りにする。卵は割って溶いておく。

② ボールに玄米ご飯、卵、豆腐を入れ、綿棒などでご飯を潰すようにしながらよくかき混ぜる。玄米は表面が固いので押しつぶすようにする。




③ ②がしっかり混ざったら、玉ねぎ、ニラ、人参、鶏ガラだし、醤油を入れて混ぜる。野菜が馴染むようにさっくりと混ぜる。


④ フライパンにごま油を熱し、③の1/4の量を入れて形を整える。あまり平たくすると崩れやすいので、少し厚めに成形する。

⑤ フタをして3~5分蒸し焼きにし、底に焼き目がついたらひっくり返す。


⑥ ヘラで生地を広げ、再びフタをして3分蒸し焼きにし、皿に移す。


⑦ チヂミのタレは調味料を混ぜて完成。チヂミを食べやすく切って盛り付けて完成できあがり!


いかがでしたでしょうか?
玄米のアレンジレシピレパートリーを増やしたい場合にもってこいの「玄米チヂミ」ぜひお試しください。

管理栄養士
上垣 綾 UEGAKI RYO管理栄養士、栄養教諭、フードコーディネーター等の資格を取得し、今まで、保育園・企業・福祉施設など乳幼児から高齢者まで幅広い方々の献立作成や、メニュー開発、栄養指導など行なってきました。
健康や生活に役立つ玄米についてのコラムや、玄米を美味しく楽しく食事に取り入れて頂けるようなレシピの紹介など、お伝えしていきたいと思います!
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